外来診療や特定健診において、医師の指示の下、各種診断に必要な検査を行っています。
また、入院患者様に対しても脳血管疾患や骨折後の経過検査を行っています。個々の患者様の状態に合わせて安全に検査を行うため、病棟やリハビリテーションのスタッフと連携を取り、スムーズに検査が行えるよう努めています。
放射線科
MRI検査
X線を使わず強い磁石と電波を利用して、体内の状態を断面像として見ることができる検査です。そのため、放射線による被ばくがないのが長所です。ただし、検査時間は、おおよそ20分とCT検査よりも長くかかります。軟部組織構造の描出に優れているため、 脳の断面や脳血管の撮像に優れています。
CT検査
X線を利用して体内の状態を断面像として描写する検査です。検査時間は3分ほどです。 DR(レントゲン)検査と比較して、より高精細に臓器や病変を抽出でき、一度に広範囲の撮影が可能な検査です。
骨密度検査
微量な2種類のX線を照射して骨密度を測定する検査です。 従来の骨密度検査(超音波法・MD法・CT法など)と比べて、より精度の高い方法とされており、検査時は撮影台に横になっていただくだけで、痛みもなく短時間で終了します。
DR(レントゲン)検査
レントゲンフィルムを用いずに、デジタル化された高精度の画像情報を得ることができるレントゲン装置です。検査画像を読み解く際に、画像のコントラストやサイズの変更、過去の画像との比較などが自由自在になったことで、より細やかな診断ができます。従来のレントゲン検査より、はるかに少ないX線量で明瞭な画像が得られるのが特徴です。
筋電図検査
主に『手足がしびれる、力が入らない』などの症状がある場合に、筋肉や神経に異常がないかを調べる検査です。表面電極や電極の付いた針を使用して、筋線維の電気活動を記録することで、末梢神経や筋肉の疾患を調べることができます。
検査科
超音波検査
体外から超音波を臓器に当て、跳ね返ってきた音を受信して内臓を鮮明に見ることができる検査です。腹部臓器や血管の動きについても計測することができ、痛みや身体への負担が少ない検査です。
心電図検査
胸・足首・手首に電極を取り付け、心臓から発生する電流を記録する『12誘導心電図』という検査です。検査時間は3~5分ほどで痛みもありません。主に不整脈などの脈の乱れや心臓の筋肉に異常がないかを調べます。
脳波検査
頭皮上に電極を貼り付けて脳の電気活動を測定し、脳神経が正常に機能しているかを調べる検査です。痛みもなく身体への影響もありませんが、検査は1時間ほどかかります。