当院は、2013年7月に千葉県から指定を受け「認知症疾患医療センター」の事業を行っています。
事業内容
専門医療相談
本人・家族のほか、介護事業所など認知症に関わる人からの相談を受け付けます。認知症に対する専門知識を有するスタッフが対応し、治療や介護について相談に応じます。
鑑別診断と治療方針の決定
画像検査や血液検査、心理検査のほか、専門医による問診などによって、認知症の詳しい診断を行います。
診断の結果に基づき本人や家族と相談の上、治療方針を決定します。病状に応じて日々の診療を行う近隣の医療機関の紹介や、その他関連機関と連携をはかり、介護や生活支援まで体制を整えます。
行動・心理症状(BPSD)・身体合併症への対応
行動・心理症状(BPSD)がみられる場合、治療や入院の受け入れ対応可能な医療機関を確保する役割も担います。身体的な合併症についても、必要な治療体制を確保します。
地域の関連機関との連携
地域の医療機関や地域包括支援センター・福祉事務所・保健所などとの連絡・調整役を担っています。医療・介護・生活支援の体制をスムーズに構築するため、家族会などのインフォーマルな団体なども含め、ネットワークづくりを行います。
連携協議会・研修会の開催、啓蒙活動
地域での連携体制強化のため「認知症疾患医療・介護連携協議会」を組織化し運営するほか、関連機関や医療従事者向けの研修も行います。
松戸・柏・流山・我孫子・野田の東葛北部圏域の医師会、病院、行政、地域包括支援センター、看護・介護関係者、そして地域住民等と連携を取りながら、認知症の患者様とご家族の支援を目指しています。
認知症疾患連携協議会
年2回、東葛北部圏内の医療機関、行政機関、地域包括支援センター、介護事業者との医療・介護連携について協議を行っています。
基本情報
受付時間
月曜日~土曜日 9:00~17:00(祝祭日は除く)